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終活のときに考えるべきこと~「遺品整理」という選択肢について

私たちにとって、「終活」という言葉がメジャーになってきたのはいつ頃のことなのでしょうか。2015年に2000名の高齢者を対象としてとられたアンケートでは、「終活という言葉をまったく聞いたことがなかった」という人の割合は、わずか7.8パーセントにとどまっています。
また、「終活は必要だと思う」と答えている人の数は46.7パーセントとなっており、エンディングノートについても8割以上の人が知っています。ただ、私たちは「終活」というと、つい「自分の財産状況についてまとめておかなければ」「形見分けについて書いておこう」「みんなへの感謝の言葉をつづろう」と思ってしまいがちです。もちろんこれらもとても大切なことなのですが、もう一つ、「遺品整理」ということについても考えてみてください。「終活と遺品」というテーマから、「残されたものをどう処分していくか」についてお教えします。

遺族は心情的に、遺品を処分しにくい


だれか家族を見送った経験のある人ならばわかると思うのですが、遺された家族は、心情的に「亡くなった家族のもの」を処分しにくい状態にあります。
たとえば洋服を手に取れば、その洋服を着ていた個人の姿が目に浮かびます。茶碗を手に取れば、その茶碗に故人が食事を盛り付けていた風景がまぶたの裏に浮かんできます。
本を手に取れば、「ここであの人が笑っていたなぁ」という考えが頭のなかを支配します。携帯電話やパソコン、アルバムといった個人情報や思い出の塊などは、涙なくしては見られないものでしょう。そのため、これらを処分することは、「故人の思い出を処分すること」に繋がると思ってしまいがちで、なかなか整理が進みません。
このように、遺品は遺された家族に対してさまざまな感情を呼び起こさせます。もちろんこれ自体も「弔い」の一つなのですが、遺していく人間にとっては、なかなかつらいものでしょう。大切な家族が涙に暮れている姿や、自分の遺品の処分に困っている姿はあまり見たくないものです。そのため、終活の一環として、「自分の身の周りのいらないものを処分すること」が大切になってきます。(もちろん、高齢者施設にうつるときにも有効です)

具体的にはどうすればいいのか


では、具体的にはどうすればよいのでしょうか。まず必要なのは、「いるものといらないものを選別すること」です。「ついつい物をため込んでしまう」「なかなか捨てられない」という人も多いかもしれませんが、「少なくてもここ1年で使っていないものは、もうこれから先にも使わないものだ」と割り切りましょう。
少し古くなってしまった洋服、欠けてしまった日常使いの茶碗、もう長い間読み返していない本などは、すべて捨ててしまいます。「いや、それは……」と思う人は、「欲しくなればまた買い直せばいい」と考えましょう。本などは電子書籍でも手に入るので、割り切って捨ててしまいます。また、このときには、可能ならば収納家具なども捨ててしまいます。
それができたら、今度は収納について考えましょう。残された少ない収納家具に、きちんと整理した身の周りのものを片付けていきます。このときに大切なのは、「分類できないものを片付ける場所」をできるかぎり作らないことです。洋服は洋服、事務用品は事務用品、食器は食器……と、すっきりと片付けることが何よりも大切です。また、ここまでできたら、できるかぎり物は増やさないようにしましょう。

専門業者を使って不用品を回収してもらおう


現在はごみを出すときにも、さまざまな決まりが必要です。これが面倒で、という人も多いのではないでしょうか。こんなときに利用できるのが、専門業者です。
現在は引っ越しのときに出た不用品や、今回のように終活としての整理のときに出た荷物、あるいは亡くなった後の遺品整理などのときに手助けをしてくれる専門業者が存在します。この専門業者に頼めば、とてもスピーディーに荷物を片付けてくれます。ただし、この「専門業者」のなかには、怪しい業者がいることは留意しておかなければなりません。
一般家庭から出た不用品を回収するためには、「一般廃棄物の収集運搬業」という資格が必要です。これを持っていない業者の場合は罰則対象となります。もちろん罰せられるのは業者の方ではありますが、利用者としても、できるだけクリーンな業者を使いたいもの。事前に確認しておくことが必要です。人は旅立つとき、多くのものを持っていくことはできません。棺にはさまざまなものを入れてもらうことができますが、私たちが生きていくなかで買ったもののほとんどが残されていきます。
悲しみのなかでさまざまな手続きをしていかなければならない遺族の心と手を煩わせることがないよう、終活の一環として、身の周りの整理をきちんとしておきたいものですね。

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